統計検定2級のなかで、
T分布と標準正規分布があります。
そもそも、試験問題の最後に付表がつくのですが、
なぜ使い分けるのかがよくわかりませんでした。
しかし、
「 Rによる統計学 」の5.3、5.4の章により
理解できました。
母集団の分散がわかっているときは、
標準正規分布をつかうのですが、母集団の分散がわかって
いないときは、分散の変わりに、標本の不偏分散を使う
ということです。
下記のリンクでもわかりやすいと思います。
なお標本の個数が増えると
標準正規分布に近づいていきます。
なお、今回の2014年11月の問9は
標準正規分布の付表と下記の式を
記憶しておけば解けました。
Z=(X -μ)/ (σ/√n)
この検定統計量の式を押させて置けば
2級に関しては比較的いろいろなことに対処できると思います。
統計学は、まだまだ教材に関しては発展途上の状態なので、
いろいろな情報をみて理解していくことが
過去問の類似問題を何年かにわたって解くことと同様
重要であるとおもいます。
■参考になると思う問題集ランキング
1位 ハンバーガーの話がとっつきやすいです。
2位 やっぱり過去問でしょう。
解説はやや不親切なので、よくわからないところは
少し放置しておきましょう。
別の年度の問題をやっているうちにコツが見えてきます。
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2011〜2013年]
3位 時間がないのですべてはやっていませんが、
分散などの感覚をやしなうのに最適でした。
パソコンを使いながらなので、
本能でわかったという感覚を得るためには
役に立つ教材だと思います。
ちなみに私もすべてはやっていなく、
1章から6章までです。