今日はカイ二乗検定に関して。
2013年11月 問15 対応してます。
期待度数は問15〔3〕において、
カイ二乗の値が、3.606になったとあります。
この値は大きいのでしょうか、それとも小さいのでしょうか。
言い換えると、この値は確率的におこりにくいことなのでしょうか、
それとも、おこりやすいことなのでしょうか。
そこで有意水準という考えがでてきます。
一般的には、5%もしくは1%の値を使い、
有意水準5%、有意水準1%とよびます。
カイ二乗の値は、3.606
付表3のカイ二乗パーセント点の表をみると
有意水準10%、5%の値はそれぞれ、
7.78、9.49となっています。
よって、3.606は上記の数字より
小さいので、10%でも、5%でも有意でないこととなります。
カイ二乗の考え方に関しては、
次のハンバーガー統計学サイトがわかりやすいです。
http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/chap3/sec2.html
本もでてます。